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当院では、アレルギー性鼻炎でお困りの患者様に対して、鼻の通りを良くし、くしゃみ・鼻水を軽減させることのできる、鼻の中の粘膜に炭酸ガスレーザー照射を行っています。 |
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アレルギー性鼻炎では、鼻の粘膜が腫れ、空気の通り道が狭くなるため、鼻づまりが起こります。
レーザー治療は、この腫れた粘膜を焼き、凝固させ縮めることで空気の通りをよくするほか、アレルギー反応を起こしにくい鼻粘膜にする効果があります。
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最新の炭酸ガスレーザーで鼻粘膜組織を変性させて症状を緩和する治療です。鼻水や鼻づまり・くしゃみの改善が期待でき、特に鼻づまりに対して有効とされています。
治療中の痛みや副作用はほとんどなく、治療時間は両側で約10分です。
この治療は保険適用となっております。
レーザー照射で変性した鼻粘膜は1〜2年で再生されるため、時間とともに効果は減弱します。
重症の場合は満足する効果が得られないことがあります。
治療の適応、特徴、起こりうるリスクを十分にご説明し、納得されたうえで治療を行います。
基本的に一度外来を受診していただき、手術を予約します。
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レーザー治療が適応かどうかを診察します。
問診、鼻の状態を確認、アレルゲンの検査などを行ないます。
血液検査は、アレルギーの状態を把握することに加えて院内感染防止の意味もあります。
その後レーザー手術についてご説明し、治療を受けるかどうか決定していただきます。
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麻酔薬をしみ込ませたガーゼで鼻の中を約10〜15分間おき、鼻粘膜の表面麻酔をします。 |
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麻酔終了後、炭酸ガスレーザーを照射します。
両側で約10分間です。
内視鏡を使用してモニターで確認しながら鼻粘膜を処置しますので、奥まで充分照射することができるため、効果が増大します。
術中の出血や痛みはほとんどありません。
重症な方では、間隔を空けて数回照射することで、さらによい効果が期待できます。 |
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術後の出血・痛みはほとんどありませんが、しばらく外来の待合室で休んでいただきます。
特に変化がなければそのままご帰宅いただけます。
術後は場合により、感染防止の抗生物質や止血剤を内服していただきます。
照射後1週間は鼻粘膜が反応性に腫れて鼻づまりや鼻汁が多くなるので、痛み止めや鼻汁の薬を処方することもあります。
数日後再受診していただき鼻の中を確認します。
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レーザー照射した当日は、血流が良くなる事は避けてください。
お風呂は、軽めのシャワー程度にしてください。
飲酒・激しい運動は禁止です。 |
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(質問項目クリックで開閉します)
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Q1 どのような人が適応となりますか?
花粉症・アレルギー鼻炎で特に鼻づまり、鼻みずのひどい方
妊娠、授乳などで薬を服用できない方、又は薬を減らしたい方
薬を服用すると副作用が出やすい方
適応とならない方
局所麻酔にアレルギーのある方
手術中に安静が保てない方
出血しやすい病気の方や、他にも全身に重篤な病気のある方
風邪をひいている方
Q2 どういった治療ですか?
麻酔終了後、炭酸ガスレーザーを両側で約10分間照射します。
内視鏡を使用してモニターで確認しながら鼻粘膜を処置します。
術中の出血や痛みはほとんどありません。
術後、特に変化がなければそのままご帰宅いただけますが、場合により、感染防止の抗生物質や止血剤を内服していただきます。
照射後1週間は鼻粘膜が反応性に腫れて鼻づまりや鼻汁が多くなるので、痛み止めや鼻汁の薬を処方することもあります。
数日後再受診していただき鼻の中を確認します。
Q3 どのくらい効果が続きますか? |
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